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カトリック教会とは

カトリック教会は、ローマ教皇を中心に世界に広がる、キリスト教の最大教派です。その中心がローマの司教座にあることから、ローマ・カトリック教会とも呼ばれています。ここでは、カトリック教会について説明します。

​《もくじ》

| 日本のカトリック教会 | バチカンとは | カトリックとプロテスタント |

日本のカトリック教会

日本にはローマ・カトリック教会15教区があり、カトリック大阪高松大司教区は、そのひとつで、大阪府、兵庫県、和歌山県、四国4県におけるカトリック教会の活動を管轄範囲としています。その中に、地域ごとに105の小教区(いわゆる教会)が置かれています。またそれ以外に教区責任者によって認可された、さまざまな修道会(修道院)やカトリック施設・事業体などがあり、それぞれが独自の役割を担って活動しています。

※写真はイメージです

​バチカンとは

《キリストの教会》

現在では、キリスト教は様々な教派に分かれていますが、もともとは「主は1人、信仰は1つ」(エフェソ4章5節)です。イエス・キリストをとおして神が歴史の中で決定的な仕方でご自身を啓示されたということ、この事実がキリスト教の原点です。

しかし、1つの泉から幾筋にも流れ出るように、長い歴史の中でキリスト教が世界の様々な地方で発展するにつれ、民族の言語や文化によって異なった表現、異なった組織の形態などが現れるのは、当然のことなのかもしれません。

※写真はイメージです

コンスタンティノポリスを中心とする東方教会は「ギリシア正教会」と呼ばれますが、この名称はキリスト教のヘレニズム文化圏における受容と発展において貢献したギリシア語とその伝統に基づく正統の教会である、という意味が込められています。

 

これに対して、ローマ(バチカンの丘)を中心とする西方教会は公用語としてラテン語を用い、「カトリック教会」と呼ばれるようになりました。「カトリック」とは、時代と場所の違いを超えて普遍的である、という意味です。

※ 百瀬 文晃(ももせ ふみあき), 「第2章 キリストの教会」『キリスト教の輪郭』, 女子パウロ会, 2009年 を基に作成

カトリックとプロテスタント

《プロテスタントの宗教改革》

 現代のキリスト教の教派を理解するためには、16世紀のヨーロッパに起こった宗教改革の歴史を知らなければならないでしょう。中世の西洋世界では社会全体がキリスト教化され、政治と宗教とが不可分であり、ローマ教皇を頂点にする教会の聖職者や国家統治者の中には富や権力の享受によって、本来の福音の精神から逸脱する人々もいたことでしょう。これに対して、ルターやカルヴァンをはじめとする信徒たちは、純粋な福音の精神に立ち戻ることを訴えました。こうして生まれてきたのがプロテスタントの諸教会で、ローマ教皇の権威を否定し、聖書の権威を尊重します。「プロテスタント」とは、カトリック教会の権威的な指導に対して「抗議する」という意味です。

※ 百瀬 文晃(ももせ ふみあき), 「第2章 キリストの教会」『キリスト教の輪郭』, 女子パウロ会, 2009年 を基に作成

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